お久しぶりでございます セラピストゆりっちです
先日、ウワサの 「ベンジャミン・バトン」 を観に行ったので、
気になる方は、下記のあらすじをどうぞ・・・。
ベンジャミン・バトン(数奇な人生)
「おやすみデイジー」
「おやすみベンジャミン」
それぞれがそれぞれの場所で
「わたしの愛する人がよく眠れますように・・・」
という祈りを込めて。。。
村上春樹が敬愛する作家の原作から創られた、80歳の姿でこの世に生まれ、
若返っていく1人の男、ベンジャミン・バトンの物語。
姿はおじいさん、けれども心は幼いベンジャミンはある日、5才の女の子デイジーに一目惚れをする。
「あなたは他の年寄りとは違うのよね、私にはわかるわ」
デイジーもまた、無条件にベンジャミンに惹かれていく・・・。
けれどもお互いの想いが幼い心を持つ2人をひとつにさせることはなかった。
それぞれがそれぞれの道を歩み。それぞれの世界を持ち。それぞれの場所で
恋愛をしていても、気付けば心の奥に映っているのは、お互いの姿。
愛し合っていても、傷付け合うことしかできないふたり。。。
「おやすみデイジー」
「おやすみベンジャミン」
そして人生の折り返し地点。
2人は再会を果たし、共に同じ日々を過ごすことを選択する。
それはとても自然なカタチだった。
ベンジャミンの姿も、デイジーの姿もパーフェクトだった。
光輝く儚い日々。
「これからの人生、これらの美しい思い出を切り崩して生きていかなければ
ならない日が訪れるかもしない。永遠など存在しないのだから。」
そんな不安をお互いの胸に秘めながら。
そして2人は結婚し、子供が生まれる。
成長する赤ちゃん。
日に日に若返ってゆくベンジャミン。
老いてゆくデイジー。
「僕はどんどん幼くなっていく。このままだと、キミは僕の世話を
しなければいけなくなる」
そう言い残して、ベンジャミンはデイジーを愛するがゆえに、旅に出てしまう。。。
ラストにデイジーがあばあさんの姿で、新生児のベンジャミンを抱いている
シーンは、なんだか マリアさま みたいで
本当・・・に美しかった・・・・・・・・ 。
「私も愛する人を新生児の姿で抱いてみたい!」 って。
世の女たちはみんな思ったりするのかなぁ。。。
それとも私だけなのかなぁ。。。
なぁんて。真剣に考えながら観ていました 。
親子愛、夫婦愛、友愛、恋愛、敬愛・・・などなど。
愛のあり方のすべてをリンクさせたようなふたりの愛。
「ベンジャミンとデイジーの愛はパーフェクトである。
この世に存在する愛のかたちは、ふたりの愛のほんの一部分にしかすぎない。」
by。ゆりっち。
そんなふうに考えさせられる映画です。
しっとりとしたい方は、ぜひご覧になってみてください。
あなたの愛のかたちが隠されているハズですよ
セラピストゆりっちからでしたぁ。。。。。。